こんにちは。ほゎわです。
今回は外壁の目地について一緒に学びましょう
マイホームづくりの外壁選びの際に超重要なポイントになります
建築においての目地とは、、部材と部材の隙間のこと
施工上どうして出来てしまったり、あえてデザインとして作る場合もありますね
今回は外壁における目地についてみていこう
外壁の目地とは
外壁の目地とは外壁の部材と部材の隙間のことです
なぜ目地ができるのか
家の外壁は大きい一枚のパネルを張ってるのでは無く数枚のパネルを張り合わせて施工します
それなら「隙間無く張っていけばいいんじゃないか?」と思いますよね、、?
建物は私が気づかないうちに動いています
振動や地震の揺れ、寒暖差などで伸縮します
隙間なく張ってしまうと揺れの衝撃や不可が外壁パネルにかかり破損してしまうんです
なので、外壁パネルを張る際に隙間をあえてつくるのです
それが目地です
主に目地は外壁パネルと外壁パネルの間、窓枠枠廻りと外壁パネルの間に存在します
外壁の目地のコーキングの重要な役割
外壁を張る時にあえて作った隙間にはコーキング(シーリング)材を打設します
コーキング材は弾力性のある樹脂系の材質で出来ています
なぜコーキング材で隙間を埋めるのか
主に2つの役割があります
隙間があると雨や湿気が浸入して建物を劣化させます
隙間に防水性に優れているコーキングを打設し雨や湿気の侵入を防ぎます
隙間が無いと外壁材の動きを吸収するところが無く外壁材は破損します
つくった隙間に弾性力があるコーキングを打設し建物の揺れや外壁材の伸縮を緩衝します
重要な役割があるが劣化しやすい
コーキング材は劣化しやすい建材
外気の温度変化による膨張・収縮、地震や道路や線路からの振動、紫外線
特に紫外線が劣化の主な要因であると感じます
お客様に呼ばれて事務所や店舗の外壁の様子を確認しますが、外部に露出している目地は
紫外線によりカチカチになりひび割れを起こしています
防水性も弾力性も無くなっている状況をよく目にします
雨漏りや外壁パネルが破損する原因になる状態です
自分のご自宅の目地がカチカチになっていないか確認してみてください
体感では8年~10年程度で劣化します
高耐久のシーリングがあるみたいですが、僕自身20年、30年と経過した高耐久シーリングの状態を見たことが無いので座実際どのくらい持ちが良いのかわからないです
メンテナンス
タイル外壁やサイディングパネル自体は20年~30年塗り替え無しで大丈夫!
と工務店やハウスメーカーで説明を受けると思います。
外壁が20~30年大丈夫でも
外部に露出しているコーキング材は遅くとも15年で一度は打つ替えすべきだと様々な建物を見て感じます
コーキング材を打ち替えるのに足場が必要です。
外壁を塗り替えるのにも足場が必要です。
外壁とコーキングの打ち替えは足場代が勿体無いので一緒に施工します
外壁が30年大丈夫なのにコーキングが15年で劣化してしまっては意味ないですよね、、
そこでメンテナンス性を求めるなら外部に露出したコーキングがなるべく少なくなる
外壁材を選定することが大切です
例えば窯業系サイディングは外部に露出する目地が多いです
金属サイディング(ガルバリウム鋼板)は目地を紫外線にさらさないように部材で隠す方法があります
紫外線に当たらなければコーキングの寿命はかなり延びます
それぞれの外壁材の種類や特徴を学ことが大切です
まとめ
目地は家に長く住み続ける上で重要な部材です。
定期的にメンテナンスをする必要があります
メンテナンスの箇所が少なく、回数を減らすことが理想です
ただ、目地を減らそうとすると初期費用が多くかかったり、
デザイン性を諦めたりとデメリットが出てくると思います
自分にあった家づくりが出来るようにマイホームの勉強していきましょう
雨漏り相談先
雨漏りは放置しておくと取り返しがつかなくなります
すぐにプロに相談しましょう!
相談は無料です!!
[…] 外壁の種類を知る前に外壁を学ぶ上でよく聞く「目地」とは何か知っておいてください! […]